電子ごみ問題にアート購入で取りくむ ゲットイット、年間売上1%目標の「未来費」で長坂真護作品3点を購入・設置 (3/7ページ)

バリュープレス

ゲットイットはそうした認識に基づき、IT機器が循環する未来に向けて事業を展開しつつ、「今、電子ごみが問題を起こしている現場」に「今、助けになることをする」という考えでCSR活動を行ってきました。 

2021年度には、「電子ごみ問題」「紛争鉱物問題」の課題解決を支援するための予算として「未来費」(※7)を新設。それまで、経常利益の1%を目安としてしていたCSR予算を「売上の1%」に段階的に引き上げています。23年度は前年度に比べ128%の予算確保を実現。長坂氏のアート作品購入もこの「未来費」を財源としています。 


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NDg1MiMzMzg0OTUjNjQ4NTJfZ21Uc1NhdXFtQS5wbmc.png ]
多様な社会還元の一つとしてアート作品を購入 

このたび購入された長坂氏の作品、「Ghana's Flag prototype」「The Tribe Dancer」「Keyboard is keyword」は、電子ごみの中でも、私たちの事業に密接なパソコン関連の廃棄物が使われた作品を選びました。作品の素材は、ガーナのアグボグブロシーという町で廃棄された電子ごみです。アグボグブロシーは「世界の電子廃棄物の墓場」と呼ばれるスラム街で、東京ドーム約32個分ともいわれる面積に電子ごみが積み重ねられ、住民はそれらを拾い集めて生計を立てています。その多くが高所得国から非正規に輸出された電子ごみであり、それらは当地で火傷、目の損傷、肺や背中の異常、慢性的な吐き気、食欲不振、頭痛、呼吸器系の疾患といった健康被害を引き起こしています(※8)。

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