ヒトの精液サンプル全てからマイクロプラスチックが検出される (1/5ページ)
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世界中ありとあらゆるところに拡散しているマイクロプラスチックだが、最近の研究で男性の精液を調べたところ、全てのサンプルから微細な粒子が検出されたそうだ。
数十年前から男性の精子が減少するという懸念される傾向が続いているが、その多くは原因不明とされている。
だがマウスによる実験では、マイクロプラスチックが細胞を傷つけ、精子を減らしたり、奇形にしたりといった生殖に悪影響を及ぼすらしい証拠も見つかっている。
科学者たちは、マイクロプラスチックが人類の生殖に与えるの害を理解するために、さらなる研究が必須であると述べている。
・集められた精液のサンプル全てにマイクロプラスチックを検出
『Science of Environment』(2024年5月25日付)に掲載された問題の研究では、中国の青島大学をはじめとする研究チームによって、健康診断で集められた男性40人の精液サンプルが分析されている。
その結果、サンプルすべてからマイクロプラスチックが検出されたのだ。
マイクロプラスチックとは微細なプラスチックのことで、大きさが5mm以下のものと定義されている。目に見えない小さなマイクロプラスチックがいたるところに存在しているということになる。
検出されたプラスチックは8種類。一番多かったのは食品の包装やトレイなどに使われる「ポリスチレン」で、次いでビニール袋に使われる「ポリエチレン」、3番目が「PVC」だった。