ネアンデルタール人から受け継がれたDNAが自閉スペクトラム症の発症と関連していることが判明 (1/6ページ)

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ネアンデルタール人から受け継がれたDNAが自閉スペクトラム症の発症と関連していることが判明
ネアンデルタール人から受け継がれたDNAが自閉スペクトラム症の発症と関連していることが判明

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 新たな研究によると、ネアンデルタール人から受け継いだ特定の遺伝子情報が、現代人の自閉スペクトラム症の発症率に強く関係していることがわかったそうだ。

 およそ4万年前に絶滅したネアンデルタール人だが、アフリカからやってきた私たちの祖先と交わることで、その遺伝子の一部を今日まで残すことに成功した。

 だがそうして現代人に受け継がれた彼らの遺伝子は、私たちの神経の発達に影響し、自閉スペクトラム症をはじめとするいくつかの神経発達疾患を生じさせることがあるようだ。



・現代人に受け継がれているネアンデルタール人のDNA
 ネアンデルタール人は、およそ4万年前までユーラシア大陸で暮らしていた旧人類で、ヒトという系統の中では私たちホモ・サピエンスにもっとも近い親戚だ。

 彼らはすでに絶滅したが、じつはそのDNAが現代人にも受け継がれている。

 4万7000~6万5000年前に私たちの祖先がアフリカから移動してきた際、ネアンデルタール人と交雑した。そのために彼らの遺伝子がホモ・サピエンスに入り込んだのだ。

 たとえば、ヨーロッパ系とアジア系の遺伝子の2%が彼らからのものだと推定されている。

 これまで、こうしたネアンデルタール人の遺伝子が、免疫・皮膚の色素・代謝などに多少なりとも影響していることが明らかにされてきた。
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