弁護士を経て、日本企業の経営層に。株式会社LIFULLで初のCLOに就任した女性の「一生学び続けるキャリア」 (3/5ページ)
Q.5 社会人になってから大変だったことはありますか?
小さい頃にはそこまで考えが至らなかったのですが、弁護士は一生勉強を続けていく必要があるのというのが、やはり大変ですね。受験~司法試験までもそうでしたが、留学のためにTOEFLにも挑戦する必要がありましたし、法律は変わっていくものなので「一度資格を取ったら終わり」ともいきません。
法律事務所時代は、普通の会社ほど先輩が丁寧に色々教えてくれるわけではないので、最初はとても不安でした。一つの文書をつくるのに何度も参考書や論文を読み直し、徹夜して作った資料が要件と合っていないといってパートナー弁護士から差し戻されたこともありました。
■弁護士時代の苦労を企業法務としても生かす
Q.6 企業弁護士に魅力を感じたきっかけはなんですか。
アメリカから帰ってきた当時は子どもを生むかどうかを考えていたので、法律や英語に関わる仕事を続けながら子育てを両立するために、企業内弁護士に転向した方がよいのではないかと考えました。前職は外資系企業だったので、法務関係もアメリカ本社の決定比重が比較的高く、もっと自分のやっている仕事に自信ややりがいを感じたくて、日本企業への転職を決意しました。
また、転職理由の一つとして、自身の子どもに仕事の楽しさややりがいを伝えていきたいという想いもありました。転職活動をしていく中でLIFULLと出会い、「社会課題を事業を通じて解決する」という理念に惹かれ、この会社で働くことで社会貢献につながっていることをより強く感じながら仕事ができるんじゃないかと思い入社を決めました。今は、大きくなった子どもが弊社のテレビCMを見て「ママの会社だ!」と言ってくれるのも、やりがいにつながっています。
Q.7 現在のお仕事内容を教えてください。
メンバーはそれぞれ、各部署から来る法務相談や契約書のチェック、M&Aや新規事業案件の対応を日々こなしています。株主総会、取締役会など企業として必要な会議体の運営や規程管理も担当するメンバーもいます。