もっと稼ぎたいのに職場が副業禁止できつい。転職する以外の方法は? (3/3ページ)
先日、株価の暴落が話題になりましたが、ここで「投資をやめてしまおう」ではなく、これを機にまた勉強し「どうやったら上手に運用していけるだろう」と考えていくのがベストではないでしょうか。
お金に働いてもらうことは今後のインフレリスクに備えることにもなりますし、金融庁もNISAの活用方法として、“長期・積立・分散”と言っていますから、下がったときは「むしろたくさん買える!」くらいの心意気で、ポジティブに積立投資をするとよいでしょう。
とにかく山をかけず、コツコツと、リスクを分散する。金融商品や国や地域などを分散させながら、毎月の積み立てを長期にわたって行なっていきましょう。リーマン・ショックやサブプライムショックが起こっても結局戻っているのですから、ここで一度「投資とはどういうことなのか」を学び直すよい機会かもしれないですね。
◇不動産投資にもさまざまな方法がある
副業の中でも不動産投資は資産運用とみなされ、副業にあたらないケースがあります。
公務員の場合、不動産規模が5棟未満、不動産規模が10室未満、投資による賃料収入が500万円未満、管理業務を委託する場合であれば、問題ないとされています。
会社員の場合も、事前に就業規則を確認する必要はありますが、不動産投資の規模が大きくなりすぎないように注意をしつつ、管理業務を委託するといった本業に影響が出ないなら、副収入を得ることができるでしょう。
また、空いた土地があれば駐車場にするのもいいでしょう。駐車場は家やアパートを建てるよりもリスクが少なく収入を得られるのでおすすめです。ガレージ形式の駐車場にしてみたり、1区画だけカーシェアを導入したり、EV車の充電設備を設けるなど付加価値をつけるのも一つの手。日当たりの良い土地があるのであれば、太陽光発電の売電に挑戦するのもいいでしょう。
副業禁止の中でも探せばお金を得る方法はあるもの。紹介した方法を参考に、自分に合う“収入を増やす方法”を実践してみてくださいね。
令和のマネーハック105
副業禁止だからといって本業以外で収入を得ることをあきらめる必要はなし。まずは投資から始めてみては?
(監修:丸山晴美、取材・文:ameri、イラスト:itabamoe)