公卿のボイコット、道長に祟り、怪文書…どこまでが忠実?【光る君へ】史実を基に11月3日放送を振り返り (5/7ページ)
実際に道綱は道長に対して「一度くらいは大臣になりたいから、短期間でもさせて欲しい(意訳)」と情けないことをお願いしています。
そこまでしてなりたいものかね……と思いますが、大納言どまりでは耐えられない現場の空気があったのでしょう。
また三条天皇の春宮時代(即位前)から支えてきたため、三条天皇とそれなりに親しかったことも、噂の一因と考えられます。
実資が溺愛した「かぐや姫」藤原千古 愛娘を喪った悲しみ…カタブツ平安貴族・藤原実資が「かぐや姫」と呼んで愛した藤原千古。その名の理由は?歳をとってから出来た子は可愛いと言いますが、50歳を過ぎた実資にとって藤原千古(ちふる)はまさにそれでした。
百乃(千野祐子。源頼定乳姉妹か)との間に生まれた千古は実資から溺愛され、「かぐや姫」と呼ばれたことはよく知られています。
可愛さのあまり実資は藤原資平らに対して
「私の財産はそのほとんどを千古に譲る。異議申し立ては認めない(意訳)」
と宣言するほどでした。
後に藤原兼頼(かねより。藤原頼宗の子)と結婚した千古は実資よりも早く亡くなってしまい、実資ら一族の財産はほとんど持って行かれてしまいます。
これが実資一族の没落につながっていくのでした。
果たして「かぐや姫」が今後も活躍するのか、楽しみに見守っていきましょう。
