藤原京から平城京への遷都の理由…それは「あの人物」の権力誇示のためだった!?【前編】 (1/4ページ)
元明天皇による遷都
学校の授業で、古代、現在の奈良市と京都市に平城京(「へいぜいきょう」とも言います)と平安京という有名な都があったことを学んだはずです。「平城京は奈良時代の始まり、平安京は平安時代の始まり」とセットで覚えている読者も少なくないでしょう。
しかし、平安京が桓武天皇によって造られたことはよく知られていますが、平城京を築いた天皇が誰だったか、意外と知られていないのではないでしょうか。
その答えは元明天皇です。
元明天皇は平城京へ遷る(遷都といいます)までは藤原京におり、そこはもともと持統・文武・元明の3代の天皇が都としていました。
しかし藤原京が都だった年数は16年で、天皇の都にしては短すぎます。
なぜ、元明天皇は藤原京があるのに、平城京に遷都したのでしょうか。