大河『べらぼう』切なすぎる…瀬川(小芝風花)と鳥山検校(市原隼人)惚れた相手のため身を引く二人の愛【後編】 (6/9ページ)
かたや瀬川も荷物の準備をするのですが、その最中に重三から貰もらった本『青楼美人合姿鏡(せいろうびじんあわせすがたかがみ)』を手にします。
吉原の遊女たちの日常の姿を描いた多色刷りの豪華な絵本で、身請けされる瀬川に蔦重が選別として渡したもの。実際に、本を読む瀬川の姿も描かれています。
蔦重が作った北尾重政、勝川春草コラボの『青楼美人合姿鏡』 本を読む瀬川の姿が。
最初は笑みを湛えていた瀬川ですが、「吉原をもっといい場所にしよう。それが俺たち二人が見ている夢だろ」……と語っていた蔦重の言葉を思い出し、表情がこわばって行きます。
何かを決意する瀬川。蔦重と一緒になるはずの荷物の準備が、別れるための準備へと変わるのでした。
大晦日の夜が明け、新年に松葉屋の寮に瀬川を迎えに行く蔦重ですが、そこに瀬川はおらず文だけが残されていました。