大河『べらぼう』切なすぎる…瀬川(小芝風花)と鳥山検校(市原隼人)惚れた相手のため身を引く二人の愛【後編】 (8/9ページ)

Japaaan

白い花嫁衣装で大門を出ていくときの、凛然とした「おさらばえ」のときとは異なり、涙、涙のあまりにも切ない「おさらばえ」は、SNSでも「こんな悲しいおさらばえがあるとは」「辛すぎる」「涙腺崩壊」などという悲しみの声・声・声で溢れていました。

けれど、男前の瀬川の最後のしめくくりの言葉は、「いつの日も、わっちを守り続けてくれたその思い。 長い長い初恋をありがた山の鳶ガラス」。

かっこいい「粋」な別れの告げ方でした。愛する瀬川のために、自ら離縁を申し出て「自分は幸せな妻だった」の言葉に微笑んだ検校に似ています。

「間夫がいなけりゃ女郎は地獄とはこのことさ」という瀬川。身請けから自由になり、今度は間夫と水いらずで本屋を営むなど、ほかの遊女から恨みを買うことにもなり蔦重の商売の妨げになるとも考えたでしょう。

大河ドラマ『べらぼう』 公式サイトより

キラキラした「光」のかけらを胸に

幸せそうな夜を過ごした直後だっただけに、あまりにも辛い身の引き方ではありますが、初めて蔦重の腕に抱きしめられたこと、「大切にする」と言われたこと、二人でどんな本を作るか語り合ったこと……そんなキラキラした思い出は、生涯、瀬川の胸のなかで「光」として輝き続けることでしょう。

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