大河「べらぼう」稀代の天才・平賀源内(安田顕)が「暗闇」に陥り悲劇的な終焉を迎えてしまう“なぜ?”【前編】 (5/8ページ)
源内自らが発明した「金唐革紙」製の洒落た巾着
「べらぼう」で描かれる源内は、「キンキン先生」(吉原の通人、もしくは通人をきどるかっこつけているだけの人)が好んで真似していた、細い本多髷のような特徴的な髪型をしています。
そして、エキゾチックで派手な柄の着物や羽織を粋に着こなし、持ち歩いている巾着は「金唐革紙」製。
この「金唐革紙」は、江戸時代に海外から日本に渡ってきた美しい装飾用革で、革の凹凸をつけて金の箔押しを施し模様をつけたもの。幕府に献上された後に一般に広がり、刀の鞘やタバコ入れなどに用いられたそうです。
非常に高価な素材だった「金唐革」を、より手軽に大衆的にと「金唐革紙」を考案したのが平賀源内だったとか。