「石と水の都」を築いた飛鳥時代の女帝・斉明大王!益田岩船など飛鳥京造営の遺構に秘められた謎を探る【中編】 (6/8ページ)

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庭園は南と北の2つの池で構成されており、斉明が宮殿に隣接して造った饗宴の空間と考えられています。

池には石積みの護岸が施され、底には石が敷き詰められていました。池の南側には、高さ1.65mの噴水用の石造物が設置され、導水用の石造物である出水酒船石との組み合わせが確認されています。

飛鳥京苑池・石造物の模型(写真:高野晃彰)

飛鳥京苑池は、日本で最古の宮廷庭園と推測されるとともに、その後の日本庭園に繋がるものとして注目を集めているのです。

飛鳥京の迎賓館に置かれた噴水「須弥山石と石人像」

須弥山石と石人像(写真:wikipedia)

石神遺跡の一画から発掘された須弥山石と石人像は、庭園に置かれた噴水機能をもつ石造物とされます。

石神遺跡は斉明朝の迎賓館と考えられ、外国使節の饗応はもとより東北の蝦夷、南九州の隼人の服属儀礼の場として用いられました。

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