腹が減っては戦ができぬ…戦国時代の食事ノウハウを米・塩・水・毒という点から紹介! (4/5ページ)
戦場の水源というものは、一見キレイなようでも大抵は毒が投げ込んであるのがお約束。
自分で飲めない水なら、敵に飲ませてやる道理はありません。
まぁ毒と言ってもそうご大層なモノではなく、汚物や人畜の死骸などを投げ込んでおけば、たちまち飲めなくなるでしょう。
と言って見るからに汚染されている水だと誰も飲んでくれません。なので敵が野営している川の上流から汚物を溶かし込んだり死骸を仕掛けたりしてやるような工夫が必要です。
こうした汚染水の対策としては、生水をのまず煮沸消毒が基本となります。
しかし諸事情から火を起こせない(雨が降っていたり、敵に発見されたくなかったり等の)場合はどうしましょうか。
そんな時は田螺(タニシ)を陰干ししたものや、杏仁(アンズの種を割った中身)を水に入れ、その上澄みをすするなどの方法が伝わっています。
戦国時代の食事ノウハウ・毒編
戦場における飲食料の確保と同じく大切なのは、食の安全。要するに食中毒や毒を盛られる対策です。
一番手っ取り早いのが毒味役に飲食させて反応を見る方法ですが、なかなか毒味役なんて用意できないでしょう。
そんな場合に参考となるのが、食事に息を吹きかける方法。毒が仕込まれていれば、息の成分に反応して黄色く変色するのだそうです。
また汁物が疑わしい場合、米を汁に浸してみましょう。しばらく経って汁から引き上げ、米が濡れていないようなら、その汁は水でない液体かも知れません。