【大河べらぼう】新章突入!平賀源内が去った後、史実を基に次なる局面を考察〜田沼意次 全盛と蔦重の成長〜[前編] (5/8ページ)

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松平定信自画像 wiki

現代に例えるなら、祖父や父親の地盤を引き継いで国会議員に当選する二世・三世議員のようなものです。なぜそう言えるかというと、封建制度下の武士階級では世襲制が採用されていたからです。

この世襲制の下では、上級武士の子は、よほどの失敗をしない限り、祖先から受け継いだ高い家格、豊富な俸禄、重要な役職を継承できました。一方、下級武士の子は、よほどの機会に恵まれない限り、どんなに努力しても低い俸禄にとどまり、軽い役職にしか就けませんでした。

才覚で成り上がってきた意次と生まれつきの坊ちゃんの違い

そういう意味では、定信は生まれつきの「おぼっちゃま」でした。足軽階級出身の父と同じく才覚だけで成り上がり、大名や老中にまで出世した意次とは、その出自があまりにも異なるため、同じ土俵で語ることはできないのです。

そうした定信の考えは、一橋治済と意次が人形師に扮して宴を盛り上げている場面で、後の定信となる田安賢丸が「武家が精進すべきは学問と武芸だ」と非難し、立ち去る第2話のシーンに描かれています。

しかし一方で、少年時代から堅物であるはずの定信が、第12話では青本『金々先生栄花夢』に興味津々とするシーンが登場します。

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