「べらぼう」蔦重、ついに覚醒!知の巨星・太田南畝(桐谷健太)に出会い”狂歌”ブームに飛び込む【後編】 (5/9ページ)

Japaaan

見徳一炊[夢]喜三二 戯作 国立国会図書館,デジタルコレクション https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100394821/

ドラマ「べらぼう」の中での、太田南畝は、すごく貧乏なのにそれを笑い飛ばしてしまうような明るさと闊達さを持ち合わせた人物です。さらにドラマ中で披露した狂歌は天才的でした。

あなうなぎ いづくの山のいもとせを さかれてのちに身をこがすとは

意訳:どこの山の芋がなったうなぎか知らないが、妹背の仲を裂かれたたうえに、背を割き開かれ、蒲焼になってもまだ、相手のことを思い焦がれているとは、なんという情けないことよ。

「あるはずがないことが現実に起こることがある」というものの例えを使い、「芋」と「妹(いも)」、「背」と「夫」と掛け、「妹背(いもせ)」という恋人同士の男女の意味を表現し、「仲を裂かれる」「背中を割かれる」を掛け、「身を焦がす」は恋愛の情に身を焦がす様子と、うなぎが蒲焼になる様子をかけたものです。

「狂歌」とは、遊び心を重視し、季語なども不要、滑稽なこと、くだけたこと、社会風刺などを盛り込み、五・七・五・七・七で構成する短歌のことです。

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