今年の夏は「祇園祭」を極めよう!日本三大祭りの一つ「祇園祭」ってどんなお祭り?その歴史を中心に解説 (5/8ページ)

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鉦(かね)、笛、太鼓による重奏で奏でられるその音色は、決して軽やかなものではなく、京都の人々の間では「腹に響く」ともいわれています。

祇園囃子は、室町時代末期に能楽の影響を受けて生まれ、江戸時代に入ってから今日のように洗練された音曲へと発展しました。

鉦8人・笛8人・太鼓2人の囃子方によって奏でられる祇園囃子(撮影:高野晃彰)

演奏は、鉦8人、笛8人、太鼓2人の囃子方によってテンポよく行われます。同じように聞こえても、実は曲目には鉾町ごとの独自性があり、それぞれの町で異なるものが演奏されます。鉾町では、子どもの頃から練習を重ね、伝統の演奏を学び、受け継いでいきます。

山鉾巡行が近づき、鉾町に祇園囃子が流れ始めると、町は一気に祭りムードに包まれます。そして巡行当日には、交代要員も含めておよそ40人が鉾に乗り込み、絶え間なく囃子を奏で続けるのです。

巡行の後半になると、囃子は急調子となり、これを鉾町の人々は“戻り囃子”と呼びます。この戻り囃子こそが祇園囃子だと感じ、特に好む人も多いといわれています。

12トンの巨大な山鉾が都大路を練る

7月17日と24日に行われる山鉾巡行は、「祇園祭」のメイン行事と思われがちですが、実は古来より神事の中心は、7月17日の「神幸祭(しんこうさい)」と24日の「還幸祭(かんこうさい)」である神輿渡御です。それに合わせて、17日に前祭の山鉾巡行、24日に後祭の山鉾巡行が行われるのが習わしとなっています。

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