今年の夏は「祇園祭」を極めよう!日本三大祭りの一つ「祇園祭」ってどんなお祭り?その歴史を中心に解説 (7/8ページ)

Japaaan

函谷鉾の辻回し(撮影:高野晃彰)

巡行の見どころは、豪華絢爛な山鉾の装飾を鑑賞することなど多くありますが、特に四条河原町などの交差点で行われる、鉾を90度方向転換させる「辻回し」は圧巻のひと言。大きな車輪の下に割り竹を敷き、摩擦で生じた熱を水で冷やしながら、実に手際よく巨大な鉾を回転させていく様は、まさに迫力満点です。

鉾は動く美術館であり博物館でもある

山鉾は、さまざまな装飾品によって飾られていますが、その本体を彩るのが胴掛・前掛・後掛(見送)です。これらの装飾には、貴重な美術工芸品が多く用いられていることで知られています。

宵山での長刀鉾(撮影:高野晃彰)

たとえば、長刀鉾の前掛には「ペルシャ花文緞通(かもんだんつう)」、胴掛には「中国玉取獅子文緞通(たまとりししもんだんつう)」といった、18世紀頃の優れた緞通が使われています。見送には、中国・明代の「雲龍図綴錦(うんりゅうずつづれにしき)」が用いられており、いずれも非常に貴重なものです。

「今年の夏は「祇園祭」を極めよう!日本三大祭りの一つ「祇園祭」ってどんなお祭り?その歴史を中心に解説」のページです。デイリーニュースオンラインは、神事祇園祭祭りカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る