「べらぼう」吉原遊郭での”芸者”の役割とは?裏では遊女の領域を侵し検挙される事件も【後編】 (5/8ページ)

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花魁 Wikipedia

さらに、高級遊女には「気位(きぐらい)」の高さも求められました。彼女たちは、ほとんどといってよいほど初回から客と同衾することはありません。太夫たちは身体を売ることに一種の拒否権を持っており、気に入らない客に対しては、何度でも袖にすることが可能だったのです。

もし、客が揚げ代を払ったにもかかわらず、「床入りを拒否された」と声高に訴えた場合、かえってその客が「無粋」と見なされ、吉原全体から冷たい目を向けられてしまいます。

喜多川歌麿筆「吉原の花」

このように、客は高級遊女を茶屋に呼び、何度もご機嫌を取らねばなりません。一方、太夫たちは床柱を背にして客の上座に座り、客を見ようともせず、澄ました態度を取ります。

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