『べらぼう』闇堕ちの誰袖…蔦重と意次が決意の”仇討ち”。怒涛の展開に視聴者胸アツ! (5/12ページ)
♪いやさの善左(ぜんざ。佐野善左衛門政言)で 血はさんさ 血はさんさ……♪
※劇中の替え歌
しかし誰袖たちにしてみれば、屍に鞭打つような鬼畜の所業に見えたことでしょう。
佐野政言の切腹
当時、このような切腹が行われることはほとんどなかったという。
劇中では白装束の胸をはだけ、三方に載せられた木刀を手に取ろうとした瞬間に首を斬られた政言。しかし別の史料では、少し違っていたようです。
『佐野田沼始末』などによると政言は木刀ではなく真剣(脇指)を要求し、関係者を困惑させました。再び乱心して刃傷沙汰を繰り返そうものなら、どんなお咎めがあるか分かったものではありません。
しかしあまりにもしつこかったのか、当局は真剣を用意してあげました。ただし定法よりも遠い位置に置いて、政言が身体を伸ばした瞬間に斬首します。
果たして政言は、佐野の桜を咲かせられたのでしょうか。