「刀狩り」でも実は武器は奪わず?豊臣秀吉が目指していた本当の支配のカタチとは (1/4ページ)
武器を没収しない「刀狩り」!?
今の時代は、法的にも倫理的にも庶民が「暴力」を振るうことは認められていません。では、ずっと昔はどうだったのでしょうか。これについて、豊臣秀吉のいわゆる「刀狩り」「喧嘩停止令」に焦点を当てて見ていきましょう。
刀狩りと聞くと、百姓を丸腰にしたイメージがあるかも知れませんが、実際には文字どおりの武装解除ではありませんでした。
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「暴力で解決は割に合わない!」江戸時代の百姓一揆で武器が使われなかった合理的すぎる理由そもそも、中世では農村部でも男性は成人とともに刀を所有していました。刀以外にも、弓や鎗、鉄砲などを、鳥獣の駆除や村の治安維持、縄張り争いなどの際に用いていたのです。
秀吉による刀狩りは名目上は武器の没収を表明したものの、実際には、村々に多くの刀や鉄砲が残されました。
