大河『べらぼう』誰袖に戻った笑顔「筆より重いものは持たねえ」名プロデューサー・蔦重の見事な仇討【前編】 (2/11ページ)

Japaaan

「べらぼう」まさかの”劇中劇”で蔦重の仇討ちを展開!笑いと涙の異例回で、笑顔を取り戻した誰袖

蔦重の名プロデューサーぶりが光った見事な「仇討」、その「仇討」に参加したクリエーターたちの苦労、笑顔が戻った誰袖などを振り返ってみました。

江戸のメディア王が陰謀匂う「佐野大明神ムード」を消す

「俺らの生活が苦しいのは田沼のせい!田沼を斬ったのは我らが佐野大明神!」という世論を煽っているのが同じ人物であることに気がついた蔦重。これらの裏には、黒幕がいると確信しました。

駆け落ちして地方に逃げた新之助(井之脇海)、うつせみ(おふく/小野花梨)夫婦から“生活が困窮し、人々が田沼を憎み、佐野を神様のように崇める”のも致し方ないという心情を聞いたものの、「斬られたほうが悪者にされる風潮にはついていけえね」と言います。

蔦重の敵討の相手は、切腹してこの世にいなくなった佐野だけではなく、そんな風潮を作り出した黒幕と、やすやすと陰謀論に乗っかり意知を悪者にする江戸の町の人々だったのでしょう。

蔦重ができる「敵討」の手段は、身分に関係なく誰でもが読める「出版」の力で本を出すこと。江戸のメディア王として、自分ができるのは「佐野大明神」と崇める風潮を消すだと決意したのです。

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