「べらぼう」終わらない悲劇、次に犠牲になるのは?殺された母子と壮絶な将軍の最期…二つの無念の死【後編】 (4/8ページ)
恐ろしいほど着実に成功していく一橋の陰謀
江戸城内でも、着実に一橋治済(生田斗真)が仕組んだ陰謀が、着々と育っていました。今までも、ドラマで何度か暗喩的に治済が人形を操る不気味なシーンがありましたが、今回は、そのシーンの答えとなるセリフを、徳川家治(眞島秀和)が言いました。
「あやつは…天になりたいのよ。あやつは人の命運を操り将軍の座を決する天になりたいのだ…将軍の控えに生まれついた、あの者なりの復讐であるのかもしれぬな」と。
ドラマの中での出来事ですが、一橋の陰謀は恐ろしいほど着実に成功しています。徳川家治と側室・千保の方(高梨臨)の長男・徳川家基(奥智哉)が毒を仕込んだ革手袋を舐めて死んだこと、その真実を探って答えに行き着いた平賀源内(安田顕)を麻薬漬けにして牢に入れ死に追いやったこと、田沼意次が仕込んだことという噂を流すも「それ以外に犯人がいる」と見破った松平武元(石坂浩二)の謎の急死……。