「べらぼう」が描く問題はまるで今の日本。怒りで暴徒と化す ”新之助の義” に粋に訴えた ”蔦重の義” (5/7ページ)

Japaaan

さらに、「米がなければ犬を食え」と役人に言われたと、叫ぶ男が登場します。

すでに「べらぼう」常連の「丈右衛門だった男」(矢野聖人)がまたデマを煽動。流民と思われるボロを纏った男(実は一橋治済(生田斗真)と結託し、「この男が役人に犬を食えと言われたそうだ!」と大声で叫び、役人に「お前らだけいい思いしているんだろう」と詰め寄ります。

突然始まったコントのような茶番ですが、興奮している民衆を煽るには、大声のデマは効果があり状況はよりヒートアップ。その煽動男が、「丈右衛門だった男」に気がついた蔦重。この騒ぎには、田沼を貶めようとする黒幕が暗躍していることに気がついたでしょう。

「読売」を配ったことが裏目に。NHK大河ドラマ「べらぼう」公式サイトより

けれど、デマに煽られた新之助は、役人に「お上の考えはよくわかった」と睨みを効かせ長屋の連中と帰っていきます。打ち壊しを決意したのでしょう。新之助を心配して追いかけた蔦重に「田沼の手先に話せることはないな」と吐き捨てるように言います。

「田沼さまが米を配る!遅れているだけだ」と興奮状態にある新之助や長屋の人々を説得しようとする蔦重を、長七が殴り長屋の人々はそこに加勢しました。倒れた蔦重に、「妻子が落命した原因はこの世の中のせい。

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