『べらぼう』大河史に残る、春町”泣き笑いの死”。史実をもとに実際の生涯や「辞世の句」を解説 (6/9ページ)
主人公は菅原道真。古代の聖帝と謳われた醍醐天皇を補佐して、理想的な政治を実現して天神様と祀られたのでした。
道真の家紋は、定信と同じ梅鉢(うめばち)の紋。要は「いよっ、さすが定信天神様!」とでも言ったところでしょうか。ここまで露骨にヨイショされると、いくら野暮な定信だって風刺だと気づいたことでしょう。
タイトルの『天下一面鏡梅鉢』とは「天下が一面鏡のように反対映しだ≒現実は何もかも上手くいっていないぜ」という御政道批判になります。
ちなみに唐来参和は喜三ニや春町と異なり、2年後に戯作者として復活。しぶとく創作を続けるのでした。
戯れせんとや、生まれけん(戯れるためにこそ、生まれてきたのだ!)……今後も活躍して欲しいですね。
春町の辞世を、唐来参和が勝手にアレンジ