怪談めいた都市伝説とは?大阪有数の人気スポット、道頓堀・千日前の知られざる歴史[後編] (5/5ページ)
1845年(弘化2年)に描かれた『弘化改正大坂細見図』には、「千日墓」と記された千日前墓地のほか、荼毘に付す焼き場や「刑場」と記された処刑場も描かれている。
戎橋を中心に北に広がる島之内の色里、南側の道頓堀の芝居小屋、そして命の終焉の地である千日前の墓地と弔いの寺院。
つまり、法善寺が建つ場所はかつて「地獄門」とも呼ばれ、人々のさまざまな情や怨念が染みついた場所であったのである。
千日前墓地などが描かれた幕末の古地図(島之内・道頓堀 弘化改正大坂細見図)
「道頓堀・千日前」は、昔も今も人々の信仰を集める場であると同時に、その雑多さが多くの人々を引き付ける魅力となっているのであろう。
※参考文献:大阪歴史文化研究会著 『大阪古地図歩き』 メイツユニバーサルコンテンツ刊
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