怪談めいた都市伝説とは?大阪有数の人気スポット、道頓堀・千日前の知られざる歴史[後編] (4/5ページ)

Japaaan

本尊に阿弥陀如来を祀る浄土宗の寺院で、1637年(寛永14年)、琴雲によって創建された。

全身が緑色の苔で覆われた水掛不動(撮影:高野晃彰)

同寺で有名なのは、全身が緑色の苔で覆われた西向不動明王、通称「水掛不動」である。この仏さまは人々の願い事を助け、後押ししてくれる御利益があるとされ、昼夜を問わず老若男女の参詣者で賑わう。

また、水掛不動のすぐ横には稲荷大明神が祀られ、ほかにも観世音・歓喜天・弁財天などがあり、この一画はまるで神仏の集合住宅のような趣を呈している。

神仏の集合住宅のような趣を呈する法善寺界隈(撮影:高野晃彰)

法善寺は江戸時代、「千日寺」とも呼ばれ、千日念仏を行う寺院であった。その背景には、寺域周辺に刑場・火葬場・千日前墓地があり、隣接する竹林寺・自安寺・榎神社などとともに、死者を弔う寺院としての役割を担っていたことがあると考えられる。

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