実は敵より仲間を多く斬っていた!幕末の戦闘集団「新撰組」誇張と脚色に彩られた彼らの実態 (4/6ページ)
実は、新撰組は内部粛清によって殺された人数の方が多いのです。
新撰組が活動した五年間で粛正された人数は16人、内部抗争で殺された人数は16人に及んでいます。ちなみに敵に殺された人数は7人(うち3人は池田屋事件で死亡)です。
こう聞くと、新撰組には「士道二背キ間敷事」に始まる五箇条の局中法度があったので、これに違反した者が処罰されたんだろうな……と考えられがちです。
ところがこの局中法度も、実際にどの程度厳しいものだったのかはよく分かっていません。永倉新八は大正四年に「小樽新聞」の取材に対して、隊規は四箇条あって「勝手ニ私ノ闘争ヲ不許」の項目は無いと証言しています。
局中法度はフィクション!新選組の”鉄の掟”、実はそんなに厳しくなかった。