「べらぼう」肝の据わった名軍師・てい誕生!随所に散りばめられた名セリフや軍師ぶりを考察【前編】 (2/7ページ)
「越中守さまは、源内先生に会ったことねぇでしょう!」
平賀源内(安田顕)に呼び出されたとばかり思って蔦重が出向いた寺には、源内はおらず、松平容保が立ち上げた“アベンジャーズ”が待ち受けていました。
将軍の父として暗躍する一橋治済(生田斗真)を排除する計画に誘われますが、“死を呼ぶ手袋”の草稿は定信が書いたと知り肩を落とします。
「おいとまします」と去ろうとする蔦重に、「そなた、源内の仇を打ちたくないのか!源内が生きていれば仇を討ちたいはずだ」と詰め寄る定信に、思わず「越中守さまは、源内先生に会ったことねえでしょう!」と強く怒鳴り返す蔦重。
以前、源内が獄死したときに憤った蔦重が田沼意次(渡辺謙)に、「忘八……この忘八が!」と罵ったときを思い出しました。
定信への怒りと源内がいなかった喪失感を飲み込み、「どうしたいかは源内先生に会った時にお聞きします」という蔦重の目にみるみるうちに涙が…。子を失い歌麿に去られ生気を失っていた蔦重が、 “源内生存説”で元気を取り戻す姿を見ていただけに、その落胆ぶりは気の毒になりました。
「悪党を成敗したいと思わないのか?」「悪党を成敗するべきだと言ってたじゃないか」と口々に責める“アベンジャーズ”。