「べらぼう」肝の据わった名軍師・てい誕生!随所に散りばめられた名セリフや軍師ぶりを考察【前編】 (5/7ページ)
(富本豊志太夫(寛一郎)と一緒に、以前吉原で富本節を見せてくれましたね。こちらも久々の懐かしい顔でした)
門之助から芝居町を盛り上げるために「曽我祭り」をやる計画があることを聞きます。芝居町の通りを利用し役者が繰り出して踊りを踊って派手にやるとのことで、“普段は舞台でしか見られない役者の素顔を間近で見られるので人が集まるだろう”との計画でした。
これを聞いて、蔦重がひらめかないはずはありません。役者の素顔絵を大々的に売り出し「平賀源内作」という噂を流す…これだ!とひらめきました。チーム蔦重を一同に集めて、「源内先生が描いたと思わせる役者絵」を描き思い切りふざけよう!と提案をしました。
最初は乗り気ではないメンバーも、蔦重が源内作の蘭画を取り出し、
「絵師が見たままの姿を描く蘭画の手法で、歌舞伎役者を見たままの姿で描く」
「しかも、芝居街の通りで役者たちが素顔で踊りを踊る祭りがあるから、みなその絵を持って祭りに行くだろう」
「さらに、絵師は平賀源内じゃねえかと噂を流す」
という計画を聞いて、身を乗り出します。チーム蔦重が「そう来たか!と、ひとつの企画で盛り上がるという久しぶりの「べらぼう」らしい活気あるシーンでした。