『べらぼう』史上最高の“萌えキャラ”松平定信(井上祐貴)──ツンデレなオタク全開!10の魅力【前編】 (4/8ページ)
「クセ強めのアピール」をする張り切りぶり
大人になった定信が初登城のときのこと。気合い満々で城内の廊下を歩く定信に、「我こそは吉宗公の孫であると、吉宗公の愛した木綿の着物で現れるという“クセ強めのアピール”を行っておりました」という、九郎助稲荷のナレーション(綾瀬はるか)が入りました。
“クセ強めのアピール”には、思わず笑いが。生真面目過ぎて、ちょっと面倒くさそうなキャラに描かれているのも面白かったです。
そして、第34話『ありがた山とかたじけ茄子』では、老中首座に抜擢された定信はみるからに、張り切りではち切れそうになっていました。
「今、この国は田沼病にかかっておる!」「田沼病は恐ろしい病だ。これを治すための薬はただ一つ。万民が質素倹約をむねとした享保の改革にならうことである」と、大演説。
「それぞれの分(身分)を全うすべく努めるべし。武士は文武に努め世を守り、百姓は耕作に努め世を支え、そのほかの者は世に尽くすべし!」このときの定信の憎たらしかったこと。
熱く“正しきこと”を語るも、上様(徳川家斉/城桧吏)は退屈そうだし、その父・一橋治済(生田斗真)はあくびを噛み殺していました。