『べらぼう』史上最高の“萌えキャラ”松平定信(井上祐貴)──ツンデレなオタク全開!10の魅力【前編】 (7/8ページ)
朋誠堂喜三二(尾美としのり)作『文武二道万石通』を読み、登場人物・畠山重忠の着物に梅鉢の紋があしらわれていることに着目。
「これは久松松平家の家紋の星梅鉢!つまりこれは私のことだ!」と勘違い。満面の笑みで、「喜三二の神がわたくしをうがってくださったのか!」と、大興奮して喜びます。
さらに、物語の中で、田沼一派の武士が、頼朝に見立てた将軍家斉に「文とも武っとも言ってみろ!」と説教される場面のセリフを声に出して、大はしゃぎ。「何とありがたきことだ!」と心から喜んでいる姿は、無邪気でかわいかったですね。
けれど、子供時代から定信に寄り添っていた家臣の水野は冷静です。たぶん、こういう突っ走ってしまう定信の性格をよくわかっていたのでしょう。
「しかし…取りようによっては、殿が心血を注いでやっている政をバカにしておるとは言えませぬか」と。その通り、水野殿、大正解なのですが。