2026年大河『豊臣兄弟!』で注目の舞台──豊臣秀吉・秀長の主君・織田信長が築いた安土城とは?【前編】 (2/6ページ)

Japaaan

信長が第15代室町幕府将軍・足利義昭を追放し、室町幕府が約260年の歴史に事実上の幕を下ろしたのです。

江州安土古城図(Wikipedia)

しかし、京都を追われた義昭は中国の毛利輝元を頼り、さらに越後の上杉謙信などにも援助を要請して、執拗に信長へ抵抗を続けました。つまり安土城は、なお多くの敵対勢力が残る状況下で普請が開始された点にこそ、大きな意味があります。信長の視野には、この時すでに天下布武の終着点が確かな形で見えていたのではないでしょうか。

ちなみに、安土築城の3年前にあたる1573年(元亀4年)、豊臣秀吉は浅井長政を討った功績を評価されて琵琶湖畔の長浜城主となり、この頃から羽柴姓を名乗り始めています。また秀長は、各地を転戦していた秀吉に代わり、城代として長浜城の留守を預かっていたとされます。

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