なぜ伊勢神宮が「日本人の総氏神」と称され別格扱いされるのか?——神社と神様の素朴な疑問【前編】 (3/6ページ)

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藤原氏の氏神・春日大社(Wikipedia)

また、物部氏の場合は、その祖神である布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)を祀る、奈良県天理市の「石上神宮」が「氏神さま」となります。

このように「氏神」の定義には、①居住地に基づく地域の守り神としての側面、②家系・祖先に由来する祖神としての側面という2つの要素が含まれているのです。

では、なぜ伊勢神宮は「日本国民の総氏神」とされ、「日本人の心のふるさと」とも呼ばれるのでしょうか。

その理由をひもとく鍵として、伊勢神宮の祭神である天照大神と、日本人との結び付きについて考えてみましょう。

天照大神と日本人の結び付きとは

天照大神は、『古事記』と『日本書紀』(いわゆる「記紀」)において細部の違いはあるものの、国生みの神・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)から生まれた「三貴子(さんきし)」の一柱とされています。

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