「豊臣兄弟!」小一郎はなぜ藤吉郎を恐れた?信長お忍び現場作業!テンポの良さに期待大の第1回を考察 (7/8ページ)
落胆する小一郎に対して、藤吉郎はめげません。手柄を立てたければ、誰よりも早く動け……信長の発した言葉が、後に藤吉郎をして「中国大返し」など、速さ勝負の活躍をなさしめたのでしょう。
なお横川甚内について、現時点で詳しいことはわかりません。創作人物なのか実在していたのか、引き続き調べていこうと思います。
小一郎はなぜ兄を恐れた?
思わぬ所で藤吉郎と8年ぶりの再会を果たした小一郎。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。🄫NHK
横川甚内との斬り合いで血飛沫を浴びた兄に恐れを抱いた小一郎は、やはり武士になどならぬと清州を去りました。なぜ小一郎は藤吉郎を恐れたのでしょうか。
考えられるのは「いつか自分もこうなってしまうのではないか」という恐怖です。眉一つ動かさず、返り討ちとは言え、冷徹に恩人を斬ってしまえる兄のように。
まったく似ていないようで、そこかしこに共通点がある小一郎と藤吉郎。女が好きでお調子者、知恵と速さが身上で、争いごとは好まない。
好む好まざるにかかわらず、武士として生きて行くには、冷徹にならねばなりません。まして苛烈な織田家中ならなおさらです。