『豊臣兄弟!』大沢次郎左衛門、史実ではどうなる?一触即発の調略回、第5回放送の解説と考察 (6/7ページ)
ここで小一郎が言葉巧みに調略を試みますが、それでは次郎左衛門の心を動かすことはできません。そして弥助が捕らわれて万事休す……しかし藤吉郎は言い張ります。
「自分はこの任務を成功させて侍大将となり、寧々殿と夫婦になる。だからここで死ぬわけにはいかない!」
いったい何を言っているのか、一同あっけにとられた中で、次郎左衛門には響いたようです。
下賤の身から城主となった自身と、これから侍大将を目指す藤吉郎が重なったのかも知れません。
「やっぱり、兄者にはかなわんわ」
巧詐は拙誠に如かず……どんな巧みな策略よりも、拙い誠の心こそが人を動かすことを、小一郎は実感したのでした。
第6回放送「兄弟の絆」
このまま次郎左衛門は斬られ、兄を見殺しにするのか?どうする小一郎。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。🄫NHK
果たして信長に謁見した次郎左衛門ですが、荷物の中から暗殺用の武器が発見。残念至極、ここで次郎左衛門は殺されてしまうのでしょうか。
そうなると、人質として鵜沼城に残った藤吉郎の身もタダではすみません。果たして小一郎は、藤吉郎と再会できるのか……何だか「走れメロス」みたいな展開ですね。