朝ドラ【風、薫る】予習:看護が“賎業”と呼ばれた時代、実在2人の女性が切り開いた「看護師」という道 (6/7ページ)
ナイチンゲール以前の欧州でも、看護は修道女や下層階級の女性の仕事とみなされてたそうです。
けれども、日本は、日清・日露戦争を経て、従軍看護婦や赤十字看護婦が国家的英雄像に近い扱いを受け、他の国とくらべると比較的早く評価が上がったのでした。
黎明期から看護師として活躍した2人の実在の人物
今回のNHK連続テレビ小説『風、薫る』では、そんな看護師の黎明期に、看護師を目指していく二人の女性がヒロイン。
主人公の一人「一ノ瀬りん」はNHK大河ドラマ『光る君へ』で一条天皇の皇后・藤原彰子を演じた俳優の見上愛さん。もう一人の主人公「大家直美」は、2410人の中からオーディションで選ばれた上坂樹里さんが演じます。
血縁関係でもない二人の女性が、ダブルヒロインを演じるのは初めてだそう。
原案は田中ひかるさんの『明治のナイチンゲール 大関和物語』で、実在した日本の看護師、大関和と鈴木雅をモチーフにしています。
下野の黒羽藩の国家老であった大関増虎(弾右衛門)と、その妻・テツの次女として生まれた大関和。彼女をモチーフにしたのが「一ノ瀬りん」で、“那須地域に住む、元家老の家の長女”という設定。
かたや、静岡県士族で鳥羽・伏見の戦いに参戦した加藤信盛、母はトヨの間に生まれた鈴木雅。