【豊臣兄弟!】直の願いは生き続ける…小一郎が誓った“直が見たかった世”は「平和令」の伏線か (6/9ページ)
けれども、喜左衛門が小一郎に語りかけているとき、時々、回っては止まり回っては止まり。
「これで万事円満じゃ!」と小一郎が言ったときには、まるで「そうじゃ!がんばれ小一郎!」とでもいうように、急にくるくる回り出したのも印象的でした。
小一郎と喜左衛門のやりとりを、離れた門のところで聞いていた藤吉郎。立ち去る喜左衛門に、弟に生きる目的を思い出させてくれたことに対する感謝を込めて、深く頭を下げながら肩を震わせて号泣していた姿も泣けました。
喜左衛門の言葉に心を奮い立たせられた小一郎。NHK大河「豊臣兄弟!」公式サイトより
「みんなが幸せになるんが一番じゃろ」の原点に戻る初回『二匹の猿』が思い出されます。
百姓の信吉(若林時英)と源太(高尾悠希)が種籾で揉めているとき、両方の言い分を聞き、二人とも納得する案を出して仲裁し「みんなが幸せになるんが一番じゃろ」と言っていた小一郎の姿を。
根本的にそういう人だからこそ、直は一緒に村を出てきたのでしょう。
「無駄な殺し合いは無くすことができる」と、小一郎のような主張をすると、「バカバカしい。そんな世など来るわけがなかろう」と、喜左衛門のように返す意見の人もいるものです。