『豊臣兄弟!』聖地巡り:豊臣秀長の城下町・大和郡山へ!菩提寺「春岳院」と墓所「大納言塚」を訪ねる (5/8ページ)

Japaaan

これはもう、見るしかないでしょ!

箱本十三町が記された『箱渡し日記』(撮影:高野晃彰)

ご当地大河ドラマの放映のために本堂を改修するというと、何やら営利目的のように感じる人も多いのではないでしょうか。でもね、筆者は常々思うんです。歴史あるものはいつか潰える運命にある。だから、何かしらの機会があれば、それに乗じて手を加えるのも必要かと。

例えば、伊勢神宮の式年遷宮。あれだって、神様をもてなすために、古い社を新しく造り直しますよね。式年遷宮に対して、異を唱える人っていますか。お寺も同じじゃないですかと思うわけです。

ちょっと話が横道にそれました。「春岳院」では、秀長像、秀長の肖像画、秀長の位牌、『箱渡し日記』と、それら古文書を納めた御朱印箱を見ることができました。また、同院には南北朝作とされる足利尊氏の持念仏(千手観音)など、貴重な文化財があります。

さらに、本堂前には鎌倉中期の七重石造塔も立っています。基底部の四方仏は奈良朝形式の素朴な姿を残す仏さまで、聖武天皇の祈願造立との説もある貴重なものです。

拝観を終え、こちらも新たに設けられた納経所で御朱印を受けましたが「春岳院」、本当に大満足でした。

人々の願いに耳を傾ける墓所・大納言塚

では、続いて秀長の墓所である「大納言塚」に向かいましょう。「春岳院」から「大納言塚」までは、おおよそ1.5キロ。

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