『豊臣兄弟!』聖地巡り:豊臣秀長の城下町・大和郡山へ!菩提寺「春岳院」と墓所「大納言塚」を訪ねる (1/8ページ)
「郡山が大変なことになっているで」「そうなんや、えらいたくさんの人がおるで」。これは、桜の蕾が膨らみかけた3月中旬における、奈良市内の料理屋での会話です。
郡山とは、『豊臣兄弟!』の主役・豊臣秀長が統治した大和郡山のこと。インバウンドの影響もあり、東大寺や春日大社などが驚くほど混んでいる、という話からこんな会話になりました。
大和郡山市は、JR奈良駅から鉄道を使えばわずか4分で到着します。そう、奈良駅の隣なのです。ですが、奈良市民にとって大和郡山とは、買い物に行く町というイメージ。
これは、市内中心部に大規模な商業施設が少ない奈良市と異なり、郡山にはイオンモールなどがあるためです。しかし一方で商業施設は賑わっているが、大和郡山の街中はいつも静か、というのが奈良の人々の印象なのです。
もちろん、郡山が「えらいことになっている」のは、『豊臣兄弟!』の影響に間違いありません。これはもう、実際に行ってみなければというわけで、さっそく現地を訪れてみました。
というわけで、本稿を含めて数回にわたり豊臣秀長の城下町・郡山の魅力をレポート風にお届けします。
第1回は、秀長の菩提寺「春岳院」と、その墓所「大納言塚」を紹介しましょう。