『豊臣兄弟!』史料に見る「金ヶ崎の退き口」の実際、浅井長政とお市はどうなる?第14回放送の解説 (7/8ページ)
織田家と対立するのであれば、せっかくの人質をわざわざ返してやる理由がありません。
もしあるとするならば今後織田家との関係を修復する可能性を模索しているでしょうが、それならずっと浅井家に置いて仲良くすればいいわけで、これまた無理があります。
どのみち交渉のアドバンテージとなる人質を解放して、何も得になることはありません。
要するにこの場面は、お市に織田家と浅井家のどちらかを選ぶ決断を迫って浅井家を選ばせ、悲劇をたどるための布石なのでしょう。
第15回放送「姉川大合戦」
第15回放送「姉川大合戦」。大に相応しい合戦を描いていただきたい。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。🄫NHK
信長(小栗旬)は朝倉・浅井に反撃するため、義昭(尾上右近)や家康(松下洸平)に援軍を要請。だが、内心では信長の失脚を願う彼らの動きは鈍い。一方、小一郎(仲野太賀)と藤吉郎(池松壮亮)は、市(宮﨑あおい)を逃がすため時を稼ごうとするが、市の思いは長政(中島歩)とともにあり、策は実を結ばない。そんな中、信長は北近江へ進軍を開始。姉川を挟んで朝倉・浅井軍と対峙(たいじ)し、ついに両軍は対決の時を迎える。
※NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。