専業主婦よりパート・アルバイトの女性に熟年離婚を望む人が多い? ——熟年離婚を望む理由と属性、その背景を分析 (7/16ページ)

バリュープレス

借り手も限定的になりやすいため収益化が難しく、所有し続けるメリットも少ないなど資産処理が難しいため、熟年離婚が現実的な選択肢となりにくいことが考えられます。

そして、手放す際ローンが残っている状態だと、売却価格がローン残債を上回るかどうかが重要ですが、戸建ての場合、建物価値の価格下落リスクも高いためオーバーローンとなり抵当権が抹消できず、売却が困難となるケースが想定されることも熟年離婚に対するハードルを上げている要因といえるでしょう。


このように熟年離婚における”資産処理”の違いが、熟年離婚を望む意向のハードルの差としてあらわれた結果と考えられます。

居住形態は、熟年離婚を望む意向に対して「ブレーキとなる場合」と「ハードルを下げる場合」があり、その意思に影響を与える側面があることがわかりました。

そして、熟年離婚は「経済的・心理的・社会的」に加え「住居面」での複合的なハードルによって左右され、実際に離婚に踏み切れるかどうかを判断されていることが明らかになりました。


2)熟年離婚したい人はパート・アルバイトの勤務形態が多い

続いて、熟年離婚を望む人の職業に着目しました。みてみましょう。

◎職業別:熟年離婚したいと思っているか?
本調査では、職業を以下の11の選択肢から回答を得ています。

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