驚愕の古代史!卑弥呼はなぜ女王になったのか?邪馬台国誕生の裏にあった異常気象と“倭国大乱”[後編] (5/8ページ)

Japaaan

額を割られた女性の頭蓋骨(青谷かみじち史跡公園)

そして、ほとんどの頭蓋骨には焼かれた痕跡がありました。殺害した後、意図的に頭部を切断し炎の中に投げ込んだ可能性があるのです。

これだけでも衝撃的ですが、さらにショッキングな事実が浮かび上がってきました。それは、これらの人骨からゲノムを抽出し解析したところ、ほとんどの人骨が渡来人系であることが判明したのです。

つまり、青谷上寺地遺跡の集落に暮らす人々とは血縁関係がない渡来系の人々がまとめて殺害され、遺体は溝に捨てられていたのでした。

鳥取県文化財局では、これらの人々を生口・奴婢とみる仮説を提示しています。しかし、大陸から逃れてきた難民たちが、青谷上寺地遺跡に暮らす人々との間に、何らかの軋轢が生じた結果、殺害された可能性も想像できるのです。

共生の道を模索し邪馬台国が誕生

繰り返しになりますが、異常気象による打撃を受けていたのは、九州北部だけではなく、出雲・吉備・タニハ(京都府北部)・畿内・尾張といった各地もまた同様だったと考えられます。

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