朝ドラ【風、薫る】どこまで史実?忠実に再現された手術シーンが話題…白衣も手袋もない明治時代の病院描写 (4/9ページ)
白い『ウィングカラー』の長袖シャツです。名前(ウイング)の通り、襟の先端を鳥の翼の様に小さく折り返したシャツです。 襟が首周り全体を包むように立ち上がっていて、襟先だけが前に折り返される仕様のオシャレなデザインとなっています。
現在もあるシャツですが、日常的に着用するものではなく、結婚式やパーティーなどフォーマルシーンで着るのが一般的です。
医師はみなスリーピースにウィングカラーの白いシャツ。NHK朝ドラ『風、薫る』公式サイトより
病院にも階級社会が息づいていた時代スリーピース姿の医師が、そのままの姿で手術をするのも話題になりました。
手術も、ジャケットを脱いだだけのスーツ姿。ベスト付きのスリーピースなのは、ネクタイがぶら下がるのを防ぎ、血液で白シャツを汚さないために必要だったのでしょうか。腕まくりをしただけで手術をするのは驚きの声があがりましたね。
一説によると、帝大病院だけではなく公立・大病院では診察や手術のときには、患者に敬意を示すためにスリーピースを着用していたとか。
帝都医大病院では、和泉公爵家の奥方・和泉千佳子(仲間由紀恵)のように、いわゆるお偉いさんや身分の高い人も来院するので、そのような意味もあったのかもしれません。