朝ドラ【風、薫る】どこまで史実?忠実に再現された手術シーンが話題…白衣も手袋もない明治時代の病院描写 (5/9ページ)

Japaaan

医師が白衣を着用するようになったのは、大正初期ごろといわれています。

現代では、一応はどの病院を訪れても、患者は一定の質の医療を受けられる「医療の平等」を享受できる時代。けれども、この頃の大病院は、階級社会を映し出す「鏡」そのものだったそうです。

ドラマ内でも、患者の属性によって病室が使い分けられているように、当時は、経済力と身分が「病室の等級」を決定していました。

たとえば、「上等病室」は上流階級や富裕層用。プライバシーの確保はもちろん、食事・看護・設備のすべてにおいて手厚い待遇が約束されていました。これに対して、一般庶民や貧困層用の「下等病室」は、5人部屋などの大部屋が基本だったそう。

大部屋の病室。隣の人や周囲からの視界を区切るカーテンもありません。

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