結婚で失う恋愛感情の行方⇒既婚者男性の半数以上が「配偶者以外にときめく」|結婚によって”失ったもの”に関する意識調査(第2報) (6/8ページ)
配偶者以外にときめく割合は男性のほうが高い一方で、配偶者への恋愛感情の必要性もまた強く認識されている点は特徴的と言えます。配偶者以外にときめく可能性がある一方で、配偶者に対しても恋愛感情を求めている層が一定数存在しており、生活のなかで家庭の「外」と「内」に複数の恋愛感情が併存しうる様子がうかがえます。
一方、女性では「必要でない」が21.0%と男性の10.0%を上回っていました。ここからは、結婚生活における恋愛感情の位置づけが相対的に多様である可能性が読み取れます。例えば、安心感、信頼、協力、生活の安定といった要素を、恋愛感情以上に重視している人が男性よりも一定数いるのかもしれません。
ただし、女性でも55.0%が“必要”と答えていることから、結婚生活において恋愛感情が軽視されているわけではありません。むしろ、多くの既婚者にとって、配偶者との関係において恋愛感情は一定の重要性を持ち続けている要素であると考えられます。
その一方で、夫婦関係は長い時間をかけて築かれていくものであり、そのなかで恋愛感情のあり方が変わっていくこと自体は、ある意味で自然なこととも言えます。配偶者に対して改めて恋愛感情を持ち直すことが、これまでの関係性の延長では難しいと感じる人も少なくないのではないでしょうか。
そうしたなかで、日常とは少し異なる関係性や新たな出会いに触れることで、自分のなかの感情の動きを改めて実感する場面もあるのかもしれません。そんな経験を通じて、自身の感情との向き合い方を考えるきっかけになっている可能性もあります。
結婚生活のなかで生まれる恋愛感情を、どのように捉え、どう向き合っていくのか。改めて考えてみる必要があるのかもしれません。
5. まとめ
今回の調査で見えてきたポイントは、以下の通りです。