朝ドラ「風、薫る」東雲ゆき(中井友望)の実在モデルは?子爵のお嬢様に突きつけられた“看護”の厳しさ (2/8ページ)
いつもおっとりしているお嬢様の東雲ゆきが見せた涙。(NHK「風、薫る」公式サイトより
「看護は仕事。奉仕ではない」という師の言葉が蘇るヒロイン、一ノ瀬りん(見上愛)が、乳がん手術で入院してきた和泉千佳子(仲間由紀恵)の担当になり、手術前夜一晩中病室で寄り添うという手厚い看護を行い、千佳子の心も落ち着き手術は無事成功。その功績は院長に認められることとなり、バーンズ先生(エマ・ハワード)も大喜びでした。
けれども、先生は「寄り添って手を尽くしたことは否定はしない」と前置きしつつも
「ただし、忘れないでください。看護は仕事です。奉仕ではありません。」と語りかけました。
手厳しい言葉ではありますが、ごもっともな言葉です。
りんの場合、今回は千佳子の手術が無事成功し術後も良好で、笑顔で退院していったのでよかったのですが。だからこそ、バーンズ先生は「『看護は奉仕ではなく仕事』と自分で戒めておかないと。覚悟を持ってこの仕事に臨みなさい。」と教えたかったのではないでしょうか。
けれども、仕事とはいえども、看護を担当し心を通わせて親しくなった患者さんが命の危機に陥ってしまったら。見習いとはいえども、何もできない・助けることができない、自分を責めてしまうのではないでしょうか。