朝ドラ「風、薫る」遊郭の“やり手婆”とは?看病婦・須永ヨシが知る明治時代の女郎の地獄 (5/10ページ)
明治時代、実際に看病婦に多かった女郎屋の元「やり手婆」。この時代の看護婦事情や社会背景を投影したキャラクターなのかもしれないですね。
看病婦の須永ヨシを演じているのは明星真由美さん。(NHK「風、薫る」公式「X」より)
「やり手婆」とはどのような仕事か「やり手婆」というキーワードに、SNSでは「どのような仕事か知らない」という人もいれば、「やり手婆がなぜ病院で働くの!?」と驚く人など、感想はさまざま。
江戸時代の吉原を舞台に繰り広げられた昨年の大河ドラマ『べらぼう』を観ていた人は、「やり手婆」という職業がどのようなものなのかご存じでしょう。
ただ、妓楼の女将とやり手婆は異なります。やり手婆は、「べらぼうで、眉のなかった水野美紀さんの役」と思っている人もいるようですが、水野美紀さんの役は、老舗の妓楼「松葉屋の女将」で「やり手婆」はまさ(山下容莉枝)。
誰袖花魁(福原遥)がいる大文字屋の「やり手婆」は志げ(山村紅葉)。
「やり手婆(遣手婆)」は、江戸時代、妓楼でまだ子供の禿・禿が成長した若い見習い遊女の新造・遊女・花魁などの監督をしていました。