朝ドラ「風、薫る」遊郭の“やり手婆”とは?看病婦・須永ヨシが知る明治時代の女郎の地獄 (1/10ページ)
NHK朝の連続テレビ小説「風、薫る」。第10週『疾風に勁草(けいそう)を』。
一ノ瀬りん(見上愛)と大家直美(上坂樹里)の帝都医大附属病院での看護実習現場は、外科から内科に移りました。
内科では、木村文平(前野朋哉)教授に「のんびりやって」と言われたものの、突然ヒ素を飲んだ服毒心中と思われる男女の患者が運ばれてきます。男性は学生、女性は女郎でした。
今回、クローズアップされたのは、女郎への差別と過酷な現状。
現代だったら大問題になりそうな診察時の医師の「女郎はあとだ!」発言にはSNSでは「あまりに酷い!」という声が。
さらに、自分の息子が心中したことを「こんな女のせいで」「女郎のくせに息子を殺した」と差別発言をしながら怒りまくる両親。
『苦界10年』……そんな「女郎の現実」を知っていたのは、看病婦の須永ヨシ(明星真由美)でした。
口は悪過ぎるは、態度は乱暴だわ、看護学生たちとよく揉めるヨシは元「やり手婆」だということがわかりました。
明治時代、看病婦は遊郭のやり手婆も多かったそうです。そんな当時の看病婦の実情・そもそも「やり手婆」とはどんな仕事なのか・「死んだほうがまし」な明治時代の女郎の実情などを探ってみました。