朝ドラ「風、薫る」女郎を地獄から救いたい…夕凪を救うため、りん(見上愛)が出会う明治の『廃娼運動』とは? (4/11ページ)
そんな八方塞がりの人生から夕凪を助けたい!と行動を起こすりんと直美の気持ちが痛いほどわかるし、甘いかもしれませんが、人としてまっとうな感情。
「看護婦など賎業だ」と差別されてきた彼女たちだからこそ、女郎とさげずまれ生きてきた女性の気持ちがわかるのでしょう。
亡八から夕凪を守るりんと直美(NHK「風、薫る」公式サイトより)
卯三郎に「廃娼運動」という手段を教えてもらう直美は、夕凪に「逃げた女郎が産んだのが私です」と打ち明け、誠心誠意看護をすることに。りんは、自分が路頭に迷っているときに雇ってくれた瑞穂屋の卯三郎(坂東彌十郎)のもとへ相談しに走りました。
「女郎一人助けても遊郭の仕組みは変わらない」と卯三郎は言いつつも、女郎を救う廃娼運動家について書かれた新聞記事を見せました。
その新聞には『廃娼運動の敵とは』というコラムが。
「女郎を廃業できるように廃娼運動をしている人たちがいます。彼らに協力をあおいで廃業することができたら、その女郎にも社会にもリターンがあるはずです」と言います。
さっそく走り出すりん。