朝ドラ「風、薫る」女郎を地獄から救いたい…夕凪を救うため、りん(見上愛)が出会う明治の『廃娼運動』とは? (9/11ページ)
1877年(明治10年)から1958年まで約80年間続いた遊廓の面影を残す猪崎(京都府福知山市)@松岡明芳 -wiki
社会の仕組みは変えられなくとも目の前の人は救える瑞穂屋の卯三郎の「夕凪一人を助けても遊郭の仕組みは変わらない。社会は変わらない」という言葉は確かに正論かもしれません。
個人が他人の人生を救う力などないし、莫大な財産でも持っていないと、借金に苦しむ女郎を身請けすることも不可能。夕凪を一人逃したところで、次々と「夕凪」と同じ苦界で溺れそうになる女郎は出てくるでしょう。
それでも。
私は今この時苦しんでいる夕凪さんを逃がしたい。
せっかく命を取り止めた患者さんに「生きても死んでも地獄」だなんて言わせたくない。社会が変わるまで待ってられないんです。
私は、りんのこの思いを支持したいと感じました。