朝ドラ『風、薫る』「私たちは医師の部下ではない」ナース4が病院に突きつけた“看護婦の誇り”と改革の一歩 (6/10ページ)

Japaaan

実際、この内容に条件をプラスした『建議書』を、大関和は、外科の責任者・佐藤三吉(ドラマの外科教授・今井益夫)に提出しています。これに関しては後述しましょう。

さて、内科看護取締の直美は早速、内科教授・木村文平(前野朋哉)に『看護規則八箇条』を提出。

木村は目を通し「いいだろう。ほかの先生にも伝えておく」と立ち上がろうとするも「あ、それと」と言葉を重ねる直美が阻みます。微笑んでいるけれど圧が強い直美。

「私たち看護婦は、お医者様方の指図には従いますが、私たちは部下ではありませんので」

と、じ〜っと教授の目を射抜ぬくように見詰めながら、きっぱり伝えました。

さすが。実在のモデル・鈴木雅を彷彿させるしっかり者ぶりは気持ちよかったですね。これ、医師らが一番再認識して欲しいことでした。

ものすごい正論をはっきりと口にだす、頼もしい大家直美。(NHK「風、薫る」公式「X」より)

『医師と看護婦は車の両輪の如し』

原案小説では、大関和・鈴木雅・桜井里いの3人は先人の経験談を聞こうと、元海軍軍医総監・高木兼寛が創設した、東京慈恵会医科大学の看護婦取締の松浦里子という女性を訪ねます。

「院長の高木は『医師と看護婦は車の両輪の如し』と言っている。

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